ATS-1500/1300series劇場・ホール用固定椅子316セーフティーインナーストッパーシステム座の回転に関わる可動パーツは、全て座の内部に納められています。また座の回転軸まわりは、全体をカバーで覆い、そのカバー自体も脚本体にしっかり固定しているので、従来品と比較して安全性が飛躍的に向上しています。バケット状背もたれとランバーサポート背もたれは身体をゆるやかに包み込む形状です。着席するとしっかりと身体をホールドしながらも、窮屈感のない安定した座り心地が得られます。インナーモールドウレタンアウターモールドウレタンスパイラルサスペンション座の先端のスリム化(意匠登録)人は起立時に下腿部を後ろにずらすことから動作を始めます。座の奥行きを従来よりやや小さくし、座の先端を薄くすることで、下腿部と座の間に余裕がうまれ、起立時に下腿部を引き寄せやすくなります。ダブルライジング機構ダブルライジング機構により、座は跳ね上がる初動時には素早く、収納直前で緩やかに作動します。これにより煩わしい振動や音がなく、また非常時にはスピーディに避難通路を確保できます。座の先端部は大腿部を圧迫しない丸みを帯びた形状。足を引き寄せやすいので楽に立ち上がれます。スパイラルサスペンション 体圧分布に応じて芯材硬度をコントロールした新しい樹脂基板(特許)スパイラルサスペンションは、人の体重を受け止める座の樹脂基板に、渦巻き状のスリットを設けた新しい芯材です。渦巻き状スリットの大きさや配置は、様々なデータに基づき緻密な設計と実験を通して最適値を導き出しました。従来のSバネなどでは実現できなかった、体圧分布に応じた芯材硬度のコントロールを可能にしています。これによって座骨結節点を中心に体圧がバランスよく分散され、疲れにくく、底付き感の無い座り心地を獲得しました。ダブルモールドウレタンソフトな感触と安定感を両立樹脂基板の上に載るクッション材には、形状安定性と耐久性に優れたモールドウレタンを採用しました。柔らかめのアウターモールド、やや硬めのインナーモールドという硬度の異なるウレタンを併せ持つことで、着席時のソフトな感触と身体をシートに沈めた時の安定感を両立させています。ATS-1500DR / 1300DR series
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