1010[左][左]学校法人鎌倉女子大学学校法人鎌倉女子大学初等・中等教育統括部長初等・中等教育統括部長児童学部子ども心理学科 教授 児童学部子ども心理学科 教授 理事理事高橋 正尚 氏高橋 正尚 氏Takahashi MasanaoTakahashi Masanao[右][右]学校法人鎌倉女子大学 学校法人鎌倉女子大学 事務局 施設管理部 部長 事務局 施設管理部 部長 林 幸一 氏林 幸一 氏Hayashi KoichiHayashi Koichi3階には独立した3室の理科室があり、その前のサイエンスラウンジには展示ケースが3階には独立した3室の理科室があり、その前のサイエンスラウンジには展示ケースが置かれ、授業と関連したさまざまな展示物が展示できる。 [左]3階 化学室/丸イス、置かれ、授業と関連したさまざまな展示物が展示できる。 [左]3階 化学室/丸イス、実験台、保管庫 [右上]3階 物理室/丸イス、デスク、保管庫 [右下]2階 調理実習室/実験台、保管庫 [右上]3階 物理室/丸イス、デスク、保管庫 [右下]2階 調理実習室/9台の調理台があり、師範の手元をカメラで撮影し、室内の2面のモニターに映し出す9台の調理台があり、師範の手元をカメラで撮影し、室内の2面のモニターに映し出すことができる。丸イス、テーブル、調理台、保管庫ことができる。丸イス、テーブル、調理台、保管庫中等部・高等部の新校舎建設にあたり、教育の視点から希望中等部・高等部の新校舎建設にあたり、教育の視点から希望したのは、建学の精神の教育理念である「感謝と奉仕に生きるしたのは、建学の精神の教育理念である「感謝と奉仕に生きる人づくり」を基盤に、「豊かな人間性」を育む教育目標が実現で人づくり」を基盤に、「豊かな人間性」を育む教育目標が実現できること。そして、学習指導要領にある「主体的・対話的で深いきること。そして、学習指導要領にある「主体的・対話的で深い学び」が実践できる環境を整備することの2点でした。後者に学び」が実践できる環境を整備することの2点でした。後者については、アクティブラーニングの視点から授業改善が求めらついては、アクティブラーニングの視点から授業改善が求められており、これが実現できる空間として、ラーニングコモンズとれており、これが実現できる空間として、ラーニングコモンズと図書室の設置が新校舎の大きなポイントとなりました。図書室の設置が新校舎の大きなポイントとなりました。完成した新校舎はコの字型につながっており、教室をはじめ完成した新校舎はコの字型につながっており、教室をはじめ各施設がガラス張りとなっています。廊下も広々としており、高各施設がガラス張りとなっています。廊下も広々としており、高い採光性を確保。校舎全体が明るく開放的な空間を創出してい採光性を確保。校舎全体が明るく開放的な空間を創出しています。学校で育成すべき資質・能力を育む教育課程では、社います。学校で育成すべき資質・能力を育む教育課程では、社会の変化を柔軟に受けとめていく「社会に開かれた教育課程」会の変化を柔軟に受けとめていく「社会に開かれた教育課程」が求められています。そのためには、まず授業を公開することが求められています。そのためには、まず授業を公開することが大切です。中等部・高等部の生徒には外部からの視線が刺が大切です。中等部・高等部の生徒には外部からの視線が刺激となり、切磋琢磨につながる好環境といえます。透明性と採激となり、切磋琢磨につながる好環境といえます。透明性と採光性の高い空間は、研究においても学力を養成する校舎の条光性の高い空間は、研究においても学力を養成する校舎の条件に合致しているとされています。件に合致しているとされています。また、副次的ではありますが、教師にとっても教師同士で授また、副次的ではありますが、教師にとっても教師同士で授業を気軽に見ることができ、いい意味での緊張感が生まれ教師業を気軽に見ることができ、いい意味での緊張感が生まれ教師自身の研鑽になります。自分の教え方が第三者からどのように自身の研鑽になります。自分の教え方が第三者からどのように評価されるか意識することも大切だからです。評価されるか意識することも大切だからです。豊かな人間性を育み、主体的な学習態度が身に付く環境豊かな人間性を育み、主体的な学習態度が身に付く環境
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