05SPACE QUEST 01TOKYO CITY UNIVERSITY SETAGAYA CAMPUS新7号館 2階 リビング/家にいるような気分でリラックスできる畳の間。 [上]畳小上がり [下左]カウンター:造作家具 [下右]2階 大会議室/テーブル:特注家具新7号館3、4階は等々力キャンパスから移転した都市生活学部、人間科学部の教室やセミナー室とそれぞれの関連施設を配置しました。これらの施設もコンセプトに基づき、基本的に廊下に向かってガラス張りとし、学生と教員の活発な議論を「見える化」することで、刺激を受けながら学ぶ効果を狙っています。3階から4階に続く大階段「スカイステア」は、壁面にプロジェクターで映像を投影し、プレゼンテーションスペースとして活用。階段に腰かけて仲間と会話を楽しむこともでき、本学の新しい名所となりそうです。また、新7号館は経済産業省の補助事業であるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)※1実証事業に採択されたSDGsの達成に寄与する教育研究施設でもあります。高断熱化をはじめ室内のCO2濃度に応じた外気量制御や超高効率の変圧器・空調機を導入し、建物の一次エネルギー消費量を削減するとともに、太陽光発電パネルを屋上に設置し、創エネルギーも実現しました。その結果、BELS※2の最高評価である5スターを獲得し、大規模大学では数少ない「ZEB Ready」(一次エネルギー消費量50%以上削減)認証を取得しています。一方、一次工事が完了した地上5階建ての新10号館は、研究室の変更や更新に対応しやすいフレキシビリティに富んだ構造。空に抜ける吹き抜けに面した回廊廊下と研究室を配置したシンプルな構成とすることで、自然換気や採光性を高めています。新10号館は「オープンラボ」をコンセプトに、学際的な連携研究の成果を発信
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