PROJECTS 納入事例

阿波市立土成図書館は、建設から40年以上を経て老朽化が著しく、蔵書数や学習機能も確保できていない状況を受け、2020年4月にリニューアルオープンしました。（1）子育て世代に利用してもらえる施設（2）高齢者や障がいのある方など、誰もが安心して利用できる施設（3）市民が集い、やすらぐ空間のある施設という、3つの設計コンセプトをもとに、旧建物では2階にあった公民館が、図書館と共有エリアでつながる平屋の複合施設となっています。
新図書館では、開放的な空間を目指すために背の低い書架を採用。児童書エリアのものは高さを1,215mmに抑え、高い書架は館内奥の壁面に配置することで、入り口やカウンターから館内が見渡せるため、小さなお子様連れの親御さんも安心して見守ることができます。さらに、旧図書館にはなかった「自習室」を新たに設け、静かな環境が得られる図書館奥に配置し、集中できる学習空間を求める学生のニーズに応えました。
また、家具や内装材には徳島県産木材を使用し、木の温もりが利用者のストレスや緊張感を和らげる癒しの空間として仕上がっています。公民館と図書館との融合により、世代を超えた「知の交流拠点」として期待されています。

［納入製品］
図書館／図書館家具一式、ソファ
自主学習室／イス：ビアネロ