PROJECTS 納入事例

京都産業大学本山寮

2024.02

近畿
大学
その他の施設
食堂・カフェテリア
ロビー・ラウンジ
その他スペース

食堂棟食堂／食堂では管理栄養士が栄養バランスを考えた食事を朝夕提供するほか、ユニット横断の活動や全寮生合同活動、卒寮生とのイベントなど交流の場としても活用できる。

食堂棟食堂／食堂の壁には日本画家の武田修二郎氏が京都をテーマに描いたオリジナル作品を陶板に焼き付けアート作品に仕上げて設置。

寮室／寮室は防音性能のある扉で外部の音を低減。プライバシーを確保しつつ、共用スペースで仲間と過ごす時間を増やすようコンパクトな設計にしている。

H棟共用リビング／各共用リビングにはアイランドキッチンと冷蔵庫があり、寮生がくつろぎ交流できる空間として活用できる。

建物の間の空間に整備された中庭にはベンチが置かれ、寮生同士の語らいの場となっている。


所在地	京都府
施主	学校法人京都産業大学
設計	株式会社類設計室
納入年月	2024年2月

2024年4月、京都産業大学が新学生寮「本山寮」を開寮しました。生活環境の提供や経済的な支援を目的に学生寮を設置する大学が多い中で、京都産業大学は学生寮を伝統的に「教育寮」と呼び、教育実践の場と位置付けてきました。
「本山寮」も、従来の「教育寮」の規律を踏襲しつつ、建物の空間づくりでは現代の学生寮のニーズに応え、さらに教育寮としての機能を高めるものとなっています。
建物はエントランスのある中央棟（管理棟・食堂棟）を中心に、左右それぞれ5棟の追分棟（男子棟）と葵棟（女子棟）が配置されており、12名の寮生がユニット単位で共同生活を送っています。各ユニットにはシンクなどの水回りと共用スペースとなるリビングのほか、プライバシーを確保した一人部屋の寮室が設置されており、寮室はできるだけ共用スペースで過ごす時間が増えるようコンパクトなサイズにし、共同生活を通した人間形成の場となる教育寮の目的に添った設計となっています。

［納入製品］
食堂棟食堂／イス、テーブル
食堂棟 2階廊下／ソファ、テーブル、フェイクグリーン
食堂棟多目的室／イス：ナビット、デスク：フリプト
寮室／イス：PWS4、デスク、ベッド
H棟共用リビング／イス、テーブル：DTN、ソファ、ローテーブル
J棟共用リビング／イス、テーブル：DTN、ソファ、ローテーブル