TECHNICAL GUIDE講義室テクニカルガイド −断面設計−
スロープ
講義室の奥行が大きくなる程、後列に座る人は教師や黒板が見づらくなります。スロープを設けることで良好な視線を確保できます。
前方通路タイプ
計画のポイント
- スロープ床の場合、スロープ基準点から天板高さやイス座高を設定します。スロープ基準点の位置は製品により若干異なります。
- 前方通路タイプは、脚座をスロープに合わせた角度に設定します。
- スロープの起点に、机の脚部がかからないよう調整してください。
後方通路タイプ
計画のポイント
- スロープ床の場合、スロープ基準点から天板高さやイス座高を設定します。スロープ基準点の位置は製品により若干異なります。
- 後方通路タイプのイスは、スロープの角度に合わせたベースが追加されます。
- スロープの起点に、机の脚部がかからないよう調整してください。
段床
大規模な講義室や、見て学ぶことが重視される実習系の講義室などは、段床を設けて視線を確保する必要があります。
前方通路タイプ
計画のポイント
(A)段床高さが100mm以上の場合、背もたれ上部に目隠し用の幕板がつきます。
後方通路タイプ
計画のポイント
(B)天板面は段床から50mm以上後退して配置願います。
(C)段床高さが150mm以上の場合、ダブル幕板をお奨めします。(最前列用と同じ)
※段床がある場合は、段床の位置を基準にレイアウトします。段床の前後間隔は、レイアウトの前後間隔または、前後間隔の倍数とします。